最近よく聴いていた曲とか(2020年3月後半)
しばらく完全に自宅作業民です。周りに人がいない安心感、作業効率をあげるもの。
先日にじさんじのオリジナルアルバムのレビューを書きました。内容の7割ぐらいがレビューではなく紹介記事になっているので、にじさんじの入門的に読んでもらえたらとも思っています。それはそうとして、にじさんじレーベルはサブスクなくてもいいから早く配信販売をしてください。
2020年冬クールが終わり、劇伴音源もぼちぼち出始めたのでそれも含めての選曲になります。
1. ちっぽけな願い事 / 桜井美景(CV:東山奈央)
作詞・作曲・編曲:伊賀拓郎
TVアニメ「恋する小惑星」サウンドコレクションに収録されているキャラソンなんですが、この曲は劇伴曲「ワクワク!」のアレンジになっているんですよね。劇伴の方の初出は 1 話の 2:18 あたりからとかなりの古参曲で、その後何度も地学部の日常シーンなどで登場します。
伊賀拓郎の劇伴アレンジ歌物楽曲といえば「わたてん!」のミュージカルが記憶に新しいですが、アルバムとして劇伴曲を振り返ったあとのキャラソンで劇伴を回収されると脳汁がどばどば出てきます。歌物と劇伴が相互に絡み合うことで音楽からキャラクターやストーリーの輪郭がくっきりするの好き〜。
2. Har feeling blow up / Funta7
ましゅまいれっしゅ!! 6 話の海辺の告白シーンの曲です。Funta劇伴ってなかなか最近聴く機会が少ないんですんが、振り返ればドクタースランプ(リメイク)の劇伴をやった人でもあって、実は思ってたより幼少期から耳にしているんですよね。
この曲は例のシーンのだんだん気持ちが昂って気持ちをぶつけ合う情景に沿った展開になっていて、マシマヒメコ!!!!!!!!になるやつ。マシマヒメコ、いい女。
八月のシンデレラナインといい、女と女の6話というのが最近のトレンドなのでしょうか。女と女の場面をたくさん観たいです。
3. ドタバタにゃんこバトル! / 立山秋航
2012年の TL を作るアニメで有名なTVアニメ「ネコぱら」サウンドコレクションアルバムより。立山秋航氏といえば「けものフレンズ」や「ゆるキャン△」で有名なあの人です。
この曲もタイトル通りドタバタしているんですけど、芯に立山氏のケルト音楽に対する理解と表現の仕方を激烈に感じてやべ〜となる曲です。ケルト音楽の流れを下地にしながらフォークやラテンにも飛んでいく本当にドタバタな構成は、劇伴としてはコメディ曲的な使われ方をしますが、しっかり聴くと技量をしみじみと感じられます。
4. 煽動海獣ダイパンダ / 笹木咲
作詞・作曲・編曲:やしきん
冒頭でも少し触れたにじさんじオリジナルフルアルバム「SMASH The PAINT!!」より。やしきん曲らしく2コーラス目でAメロとBメロの順番が入れ替わります。
何度も言っているのですが、サビの「海獣の夜は長い」の詞・メロともに天才。フレーズの終わりの「長い」の部分のメロのせいかもしれませんが、どことなくaiko曲みたいな寂しさがあるの好き。「海獣」にとっての「朝」を植え付けた上で最後に「死ぬまでやめんやよ」で締めるのがずるすぎる。
キャッチーなメロディーはもちろんですけど、去年の秋ごろの笹木周りのこともあって、すごく心に残る曲でした。
5. MARBLE / 樋口楓
作詞:平朋崇(First Call)
作曲・編曲:光増ハジメ(First Call)
にじさんじ所属バーチャルライバー樋口楓のLantisレーベルからのデビュー曲。作編曲は光増氏ですが、「Rising Hope」に対する強いリスペクトを感じます。将来的になんらかのアニメ主題歌としての起用を見据えて段階を踏んで行っているんですかね。
しかし昨日(2020/3/29)もまたなかなか個性的な配信をされていて、本当にLantisからデビューしてLantis側は本当にそれでいいのかと不安になってしまいます。
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あと、最近気づいたことのメモ雑音源を作りました。本当に適当です。
References:
しばらく在宅の雰囲気が続きそうなんで、自宅の音響環境をちょっと良くしていきたいですね〜。
それではまた。